アオカモジグサ(イネ科カモジグサ属)

先週末に近所の生牧草パラダイスにアオカモジグサを見つけました(牧草パラダイスの記事はこちら)

(アオカモジグサ群生、丈は70cmくらい)

  • 和名     アオカモジグサ
  • 学名     Agropyron ciliare var. minus (イネ科カモジグサ属)
  • 類似種    カモジグサ
  • 開花時期   5〜7月
  • 自生場所   全国の道端、空き地など
  • 丈      40−100cm
  • 特徴     穂全体が緑色。芒[のぎ]は乾くと外側に折れ曲がる。

図鑑によると、カモジグサの名前の由来は、子供が若葉を人形の「かもじ」にして遊んだことによるらしい。
かもじってなんだ???と思ってネット検索。

髢(かもじ・髪文字)とは、髪を結ったり垂らしたり場合に地毛の足りない部分を補うための添え髪・義髪のこと。今日では、日本の女性がいわゆる日本髪を結う際に用いることが多い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%A2

要するに、エクステのこと。

(アオカモジグサの穂)
たしかに芒[のぎ]が曲がっていて、色は緑です[カモジグサの芒は紫]。中から黄色の葯が出ていました。


家に帰る途中の道端に「カモジグサ」を発見!

  • 和名     カモジグサ
  • 学名     Agropyron tsukushiense var. transiens (イネ科カモジグサ属)
  • 類似種    アオカモジグサ
  • 開花時期   5〜7月
  • 自生場所   全国の道端、空き地など
  • 丈      40−100cm
  • 特徴     芒[のぎ]が紫色なので穂全体が紫がかって見える。

穂のアップ。芒[のぎ]が紫っぽい。

穂(花)を分解することによっても、「カモジグサ」と「アオカモジグサ」を見分けるようなのでやってみることに。

  • アオカモジグサ:内花頴[ないかえい](内側にある白い膜状の組織)が外花頴[がいかえい](外側の緑色の組織)よりも明らかに短い。
  • カモジグサ:内花頴と外花頴の長さが同じ。

↓(そうなってた! おもしろ〜い)


採集してから時間がたってしまったので、乾燥牧草みたいになってしまいましたが、プク&モリに味見してもらいました。
葉と茎は美味しそうに食べますが、穂はモリしか食べませんでした。

(穂を食す ロン毛のモリ様)

穂の味は微妙なんでしょうか・・・?確かに、穂には毛がたくさんあって口当たりはあまり良さそうじゃないなぁ。



プク&モリ評価
★★★☆☆(3点:まぁ、まぁかなという食いつきでした)

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