スズメノチャヒキ(イネ科スズメノチャヒキ属)
スズメノチャヒキを、職場の裏庭で発見しました。
パッと見は以前紹介したカラスムギに似ていますが(カラスムギの記事)、穂を拡大して見るとイヌムギの穂に似ています(イヌムギの記事)。
(スズメノチャヒキの群生:丈は40cmくらい。周りに丈が同じくらいの他の植物が生えていて上の方の穂しか見えていません)
(スズメノチャヒキの穂:小穂一つ一つをよく見るとイヌムギの穂に似ています。穂が垂れ下がる感じはカラスムギに似ています)
- 和名 スズメノチャヒキ
- 学名 Bromus japonicus(イネ科スズメノチャヒキ属)
- 開花時期 5-7月
- 自生場所 全国の道端、空き地など.特に日当たりの良い場所に生える
- 丈 30−50cm
- 類似種 コスズメノチャヒキ、ウマノチャヒキ
- 特徴 芒は約0.8-1.2cmと長い
- メモ 南アメリカ原産。
穂の先の芒[のぎ]の長さでメジャーな種はだいたい絞れるので表にしてみました。
名前 | 芒[のぎ]の長さ | 写真リンク |
---|---|---|
コスズメノチャヒキ | 1mm以下 | |
スズメノチャヒキ | 8-12mm | http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/suzumenotyahiki.html |
ウマノチャヒキ | 12-15mm | http://koedokawagoe.web.infoseek.co.jp/pho1062.html |
ヒゲナガスズメノチャヒキ(オオスズメノチャヒキ) | 30-50mm | http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=1662 |
しかし、マイナーな種なども含めると類似種が多くあるので、検索表を使いました(リンク)。
検索表を使って、確信を持てました。これは普通のスズメノチャヒキで間違いないでしょう。
では、そろそろプク&モリの試食タイムへ。
このスズメノチャヒキ属はオーツヘイやイヌムギなどの牧草用植物を多く含む属なので、このスズメノチャヒキも期待できそう。
(ちょっと高飛車顔のモリさん。)
モリ:「sayuri,またこれ頼むわね」
大満足の2匹でした。
プク&モリ評価
★★★★★(5点満点)
出ました満点!!
穂も茎も葉も大好きな感じでした。
やはり、オーツヘイやイヌムギを含むスズメノチャヒキ属はおいしい種が多いのかしら。