バリ二日目

昨夜は、夜中に着き、明かりもほとんどないので、自分がどんなホテルに泊まっているのかもよくわからずに朝を迎えました。
明るいところで見ると、部屋も広々しておりました。



素敵なバリ家具が置いてあったので、写真を撮りたかったのですが、ベッドに寝たまま写真を撮ったら私の足が写ってしまいました・・・。




部屋においてあった、赤いハイビスカスの花を耳に。




そして、外へ出てみると、



おぉ!綺麗なホテルではないですか。


宿泊施設。こういった小さめの施設がホテルの敷地内に何個もあります。



しかし、暑い!!気温は朝から30度近いです。まさに、南国!



さ、せっかく来たからには町へ繰り出しましょう。


まずは、ウブド村のメインの通り、モンキーフォーレスト通りへ。



え?すごい数の観光客と、車とバイクなんですけど!?



そして、10m歩くごとに、ぼったくりタクシーおじさん集団に声をかけられます。

どのくらいぼったくるかというと、ウブドの正規タクシー料金は初乗り5000Rp(日本円で50円)ですが、このタクシーおじさんたちは、その10倍の500円くらいをふっかけてきます。

そして、みんな少し怪しげな日本語と英語を操り、満面の笑みで、

「はーい、こんにちわ。どこいくの〜?タクシー乗せるよ〜、安いよ〜」

と近づいてきます。

道の反対側からも声をかけてきて、チラっと視線を向けるようものなら、道を渡ってまで、タクシーをすすめてきます。

そして、歩道が狭く、ひと2人くらいがやっと歩けるくらいの道幅なので、歩道でタクシーおじさんが道をふさいでいると、体が触れ合うこともあります(涙)。


sayuri:「ねぇ、D君、ウブドって田舎村で人も少なくて過ごしやすいっていってなかった?」
D君:「うん・・・(汗)、昔は・・・」


sayuri:「この人の多さは、田舎っていえないよね!?」
D君:「うん・・・(汗)、なんかすごい変わっちゃってる・・・(涙)」


sayuri:「ちょ、ちょっと(怒)!!!」
D君:「ご、ごめん・・・」


この日は1時間歩いて、40回ほど歩く間に、

「タクシーのってよ〜」

と声をかけられました。



そして、店に入ると、品物には値札が貼られていません。




なんか、嫌な予感。





値段を聞くと、これまたぼったくり料金。

後で、値札のついている大型スーパー店で値段を確認したところ、約10倍の値段をふっかけられていました。
さすがに、この料金はおかしいだろうと思い、

sayuri:「高いから買いません」


と店員に言うと、怪しげな日本語で


「じゃあ、いくらだったら買う!?」

と迫られる。私が適正な値段と思われる値段を提示すると、

「だめ〜、もっと高く〜」

といわれて、終わりなく迫られる。
しまいには、

「わたし、こども、いる〜、たいへん、くるしい〜」

などといわれる。




何を買うにも、とにかく、疲れる・・・・。



ウブドの店は品物に値札が貼られていることはほとんどありませんでした。また、値札が貼られていたとしても、正規料金より2割高ほどのぼったくり値段でした。


14:00頃 やっとインドネシア料理が食べれそうなデワ・ワルン(Dewa Warung)というお店を見つけて入りました。


こちらの食堂について詳しく紹介してあったページがあったので、リンクしておきます(こちら)。

白人向けのハンバーガーやイタリアンなどを扱った店なら10メートルに1店くらい見つかりますが、このようなバリ料理ばかりを扱ったような昔ながらの食堂はとても少ないです。

お値段は本当に安く、一皿100〜200円くらいでした。味は、・・・私としては75点くらいでしょうか。





この後、あまりの混雑ぶりと買い物の困難さに疲れて、昼すぎにはホテルへ戻りました。
ホテルにはプールが付いていました。


(ロビーからプールが見えます)





このプールはすごい私のつぼにはまった点がありました。
写真ではわかりにくいのですが、プールの片側が全部滝のようになっていて、常に水があふれているのです。


私はなぜかお風呂のお湯もザッバ〜ンと溢れさせるのが好きなので(小さい頃は親に怒られていた)、この溢れるプールがとても気に入りました。


夕方になって、気温も少し下がり涼しくなってきたので、バリ料理を食べるべく気を取り直して、もう一度町へ出ました。
そして、道を歩いていると、今度はタクシーではなく、

「ダンス、チケット!」

というおじさんに出会う。何のダンスか聞くと、ケチャダンス(kecha dance)という伝統的なバリ舞踊のチケット(75000Rp=750円)だったので、
ま、せっかくだし、ということで観ました。

(舞踊劇の一幕)

ケチャ (kecak) とは
インドネシアのバリ島で行われる男声合唱。または呪術的な踊り(サンヒャン)にともなう舞踏劇。上半身裸で腰布を巻いた数十人(百人を超えることもある)の男性が、幾重にも重なった円陣を組んであぐら座りをする。『ラーマーヤナ』物語を題材としたバリ舞踊の踊りが円陣の中央の空間に次々と登場し、舞踊劇の様式で行われる。男達はリズムを刻むだけでなく、劇の進行に伴い合唱を行うこともある。また様々な手や体の動きで、劇の背景としての表現も行う。

この劇がおこなわれたのは野外で、照明も蝋燭くらいのものなので、かなり暗いですが、動画も撮ってみました。


(長めバージョン)


実際にみると、手の動き、顔の表情などが繊細に表現されており、かなり素敵でした。どうやったらあんな動きができるのか理解不能です。

20:00 ダンスを見終わって、事前に調べておいた「ラダ ワルン(Lada Warung)」というお店で夕食をいただきました。

こちらも、他のブログで丁寧に紹介されていたので、リンクしておきます(こちら)。

こちらのお店は、ショーケースの中のおかずで好きに選んでいけるので、なんだか楽しい気持ちになりますし、味も95点くらいです!
しかも、ご飯におかずをモリモリに盛っても350円くらいでいただけました。

しかし、ホテルまでの帰り道ではやはり何度も「タクシーおじさん」に声をかけられまくり、ホテルに付く頃にはちょっとげんなり・・・。



バリ3日目に続く