バリ一日目

仕事抜きで旅行へいってまいりました。
毎年のように海外に行っている気がしていましたが、思い起こせば全部仕事の出張・・・。
というわけで、ただの旅行は10年ぶりでした。

で、どこにいったかというとインドネシアのバリ島です。

バリ島といえば、私のイメージはハワイのようなリゾート観光地。
リゾート地に興味のない私は行く気がなかったのですが、



私の相方D君が、10年以上前にバリの田舎村に滞在していたことがあり、そこがすごくよかったと熱烈オススメ。

D君によると、バリのデンパサールなどは完全に観光地化しており、観光客でにぎわいすぎており、楽しめなかったとのことで、D君おすすめのバリの伝統芸能や芸術のメッカとして有名な山間のウブド村(Ubud)へ滞在することにしました。

航空券とホテルと空港からホテルまでの送迎が付いてはいますが、それ以外は完全フリー型のパックにしてみました。








成田空港で、搭乗待ちをする間、空港の店でブラブラしていると、




俳優のケヴィン・デュランド(Kevin Durand)さんがお隣にいるではありませんか。




私の大好きな俳優さんです!

この方は、アメリカのドラマLOSTのシーズン4と6に出演されている俳優さんで、とてもマッチョで傭兵軍団の冷酷なリーダー役をされていました。

LOSTを観ておられる方はこのシーンでちょっと思い出されるかな・・・。





(この不敵な笑みがたまりません)

彼のLOSTでの勇姿がアップされていました。


しかし、実際のこの方はとても物静かに話し、俺様的なオーラも出さず、とても優しそうな方でした。
でも、やっぱり、すんごいマッチョで半そでから出た腕が女性の太ももくらいありました。

一緒にいたD君は、「一緒に写真撮ってもらえば〜」などと能天気なことを言っていましたが、私はそれどころではなく、話すどころか緊張のあまり完全に店の柱と化して、自分の存在を消していました(涙)。


思わぬところで、とても大好きな俳優さんに会えた私は、完全に力が抜け、彼が店を去ってからもしばらく近くのソファで呆けていました。




さぁ、呆けている間に搭乗の時間がやってきて、いざバリへ出発です。


16:30-1:40 成田空港-台北台北-バリ島へ
バリ島の空港は、デンパサール付近にあるングラライ国際空港国際空港のみ

バリに到着したのは夜中の2時ちょっと前で、かなりヘロヘロです。



空港は2階建て?のかなりこじんまりとした空港。


壁にはバリっぽい木彫りの飾りなども。


そして、さっそく、到着した空港でバリの洗礼を受けることになりました。
その洗礼とは、なにかというと、





ぼったくり




です。


それは、空港の荷物受取所で自分の荷物を待っていたときのこと。

自分の荷物が出てくるのを見て、私が自分の荷物を取ろうとすると、
制服を着た男性が駆け寄って、

「これ、あなたの荷物?」と聞いてきて、うなずくと、取ってくれた。



ヨーロッパやアメリカなどに行った際、空港の職員が荷物を出口まで運んでくれた経験があったため、

「欧米以外のアジアでも女性のためにそういう習慣あるんだ。日本人男性より優しいなぁ」

などと思っておりました。
その男性は出口までくると、





お金を要求
(まぁ、当たり前?)。






はぁ・・・・。

お金を持っていないというと、日本円でもいいから早くくれと要求。

結局、20mくらいキャリーケースをコロコロしてもらって、
10000Rp(日本円で100円くらい)払いました。


だって、なんか怖かったし。

そんなわけで、空港を出たときには、もう精神的にぐったりしておりました。

空港から滞在地のウブド村までは、ツアーに含まれている送迎車に乗ってホテルまで。
その車の中では、制服を着た荷物運び&ぼったくり兄さんたちのことを考えて、

なぜ、なぜ、なぜ、なぜ・・・・


と反芻してしまいました。


そして、ホテルについたのは夜中の3時頃。

喉が渇いているたんので、水を飲みたいと思ったけど、夜中で店もないだろうと思い、ホテルの冷蔵庫を開けると水とコーラなどが置かれている。
一応、料金表をみると、

350mlのコーラが25000Rp(日本円で250円)




高いよ!!




バリの水道水は飲めないので、水分をとるには、もうこれを飲むしかない。
で、なんとなく腑に落ちない気持ちでしたが、他に選択肢があるわけもなく、結局、飲んで、寝ました。






バリニ日目に続く