イヌハコベ(ナデシコ科ハコベ属)

プクと公園に散歩に行ったとき、公園の木の根元にハコベを見つけました。


しかし、このハコベ、何か色味がダーク。
茎が紫がかっているし、ハコベ特有の白い花も全くありません(ハコベの白い花写真)



調べてみると、街中で見かけるハコベには以下の類似種3種類があるらしい。

簡単に見分けるにはどういうポイントがあるかというと、



1.茎の色

ハコベ=緑
○コハコベ=紫になる傾向あり
○イヌハコベ=紫になる傾向あり

今回のは完全に紫なので、コハコベかイヌハコベでしょう





2.花びらの有無

ハコベ=白い花を付けることが多い。花びら(花弁)は5枚。時々、無花弁化する(花びらが見えなくなる)。
●コハコベ=白い花を付けることが多い。花びら(花弁)は5枚。
○イヌハコベ=花びら(花弁)は全くなし




今回の植物は全く花びらをつけていないので、イヌハコベに決定かな。

さらに、イヌハコベだけが、がくの根元が紫色になるそうですが、
拡大すると、紫色でした。

やはりイヌハコベさんでしたか。

  • 和名     イヌハコベ
  • 学名     Stellaria oallida(イネ科カニツリグサ属)
  • 開花時期   一年中
  • 自生場所   全国の道端、空き地、公園など
  • 丈      10−20cm
  • 特徴     がくの根元が紫色で、花弁(花びら)がない
  • メモ     ヨーロッパ原産の外来植物。1978年に千葉県船橋市で発見されて以来、市街地のアスファルトの隙間や公園などで急増中。

プク&モリ評価
★★★☆☆(3点)

結構好きです。

(ビクつきながらもイヌハコベを食べるプク)