ヤクナガイヌムギ(イネ科スズメノチャヒキ属)
はじめは、イヌムギのみかな?と思ったのですが、種同定のために家に持ち帰った個体の穂の先に5mmくらいの芒[のぎ]が持ったものを発見!!
イヌムギの芒[のぎ]の長さは1mm程度が普通であまり目立ちませんが、5mm程度の芒[のぎ]があるのはヤクナガイヌムギとノゲイヌムギ。
ノゲイヌムギは小穂(穂の中の一個一個の小さな穂)の形がすごく扁平でまるで、ゴキブリにも似ている感じを受けるらしいので、(写真)。
違うだろうということで、これは、ヤクナガイヌムギとイヌムギか混生か!?
- 和名 ヤクナガイヌムギ
- 学名 Bromus carinatus(イネ科スズメノチャヒキ属)
- 類似種 イヌムギ(小穂が立体的で芒がほとんどない)・ノゲイヌムギ(小穂が扁平で芒が長い)
- 開花時期 4−7月
- 自生場所 全国の道ばた、草地、空き地
- 丈 80−150cm(結構低め)
- メモ 北米から輸入された外来種。牧草用のために輸入されたらしい。
開花の特徴
イヌムギ→開花せず。自家受粉。
ヤクナガイヌムギ→通常開花。開花時期には穂の外側におしべが垂れるのが観察される。
ノギイヌムギ→通常開花。開花時期には穂の外側におしべが垂れるのが観察される。
牧草用として輸入されたということは、草食動物にとってはおいしいお味なんでしょうな・・・。
じゃ、さっそくいってみますか、プク&モリ!!
イヌムギとを持ってケージに近づくだけで、「キュイ〜ン!キュイ〜ン!!」と要求し始める2匹。
これは、好感触ね。
そして、与えるや否やすごい勢いで食らいついた〜!!
ということで、うちのモルモットたちにはイヌムギはヒットだったらしい。
プク&モリ好み(5点満点)
イヌムギ ★★★★★