スズメノテッポウ(イネ科スズメノテッポウ属)

今年の連休は野草探索に費やしてしまいました。
けど、なんだかすごく楽しかったから、よし!!
さらに、仕事でも役に立つこと間違いないし!!



イネ科は葉っぱがそっくりなのが多いけど、このスズメノテッポウは葉の形が結構個性的で分かりやすい。
葉が短く、節になるたびに、グキグキっと曲がりながら伸びていき、少し土に這う感じがあります。
そして、穂の感じもなんとなく個性的!?

(近所のあぜ道に生えていたスズメノテッポウ。丈は20cmくらい)

  • 和名     スズメノテッポウ
  • 学名     Alopecurus aequalis(イネ科スズメノテッポウ属)
  • 類似種    セトガヤ(花が咲いた時に出てくる葯が白いことで区別できる)
  • 開花時期   3−5月
  • 自生場所   全国の畑、水田の近く
  • 丈      20−40cm(結構低め)
  • メモ     日本の在来種。草笛に使えるらしい(私はまだやったことないけど)。

セトガヤはスズメノテッポウと同じ属でそっくりの見た目だけど、葯が白いことで区別できるので、今回は運良く見分けられました。

(オレンジ色になった葯を発見)

花粉放出後の葯の色:
スズメノテッポウ→オレンジ
セトガヤ→白

ただ、若い葯の色はどちらも白なので、時期が悪かったら危なかったかも・・・(汗。



スズメノテッポウの成分には動物にとって害のあるものはないけど、オレンジ色の葯がちょっとグロテスクだったので、食べさせるのに躊躇してしまった(こういうのって研究者としてどうかと思うけど)。

プク&モリ、今度、挑戦してみる?