野生オーツヘイ(イネ科カラスムギ属)

「猫草として、またや草食ペットさんにどうぞ」というキャッチフレーズで、ホームセンターのペットコーナーに必ずといってある燕麦[エンバク]の鉢植え。


この植物を大きく育てたものを「オーツヘイ牧草」として、ウサギやモルモット用に売られています。



私は、猫草がエンバクのことは知っていましたが、オーツヘイ牧草がエンバクが同じものであることは知りませんでした。
なんか、ちょっと販売者側の恣意的なものを感じるなぁ・・・。



話が逸れましたが、オーツヘイは、カラスムギをちょっと品種改良したもので、カラスムギよりも大きく育ちます。
つまり、そこいらじゅうで雑草として繁茂している「カラスムギ」は野生オーツヘイ。
オーツヘイのことを「カラスムギ」と呼んだりすることもあるので、この2種は本当に近縁なんでしょうね。

(線路脇にずらっとカラスムギの群生)

(カラスムギの穂:一つ一つの小穂が垂れ下がっており、特徴的)

(若い穂はまだ、小穂があまり垂れ下がっていません)

  • 和名     カラスムギ
  • 学名     Avena fatua(イネ科カラスムギ属)
  • 近縁種    エンバク
  • 開花時期   5−7月
  • 自生場所   全国の道ばた、空き地
  • 丈      60−100cm
  • メモ     原産地はヨーロッパから西アジアにかけての地域

カラスムギは人は食べないのかと思っていましたがどうやら食べるようです。

植物の名称に「カラス」や「イヌ」と付けるのは、それが人間の食用には適さない植物であるという見方によることが多く、このカラスムギもその1つである。しかし実際は食用に適しており、欧州や中東では栽培化以前にも野生種が利用されていた。日本では麦自体が広まらなかったためカラスムギまで利用する必要がなかったとされる。但し飢饉の際は稀に食された。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%82%AE

人間の食用にも適しているということは、やはり結構おいしいのでしょうか。
私はエンバク(オーツヘイ)で作られたオートミールもあまり好きではないので、たぶん好きじゃないと思いますが。


あとは、オーツヘイ牧草を売っているサイトで、以下のような説明がありました。

オーツヘイ(牧草)500g

 ■ 商品説明 ■
イネ科の牧草です。他の牧草と比較すると消化されにくい繊維質を多く含んでいます。ペレットの量を制限しているダイエット中の太り気味の草食動物にも向いています。また他のイネ科牧草と比べるとカロリーが低く抑えられています。

http://www.rakuten.co.jp/auc-bokusou-soai/886573/886582/

オーツヘイは低カロリー!!高繊維質!!
これは、うちのモルモット2匹にも朗報だわ。最近うちの子たちは、どっしりと900gに近づいて来てるからなぁ。

じゃあ、いってみましょう。プク&モリ!!今日は初味見なので、一匹1本ずつね。


(美味しそうな匂い、早くちょうだい)

(あら、これ、初めて食べるけどいいわ〜)

(ムグムグ)

(口ショット!私はモルモットの口元が大好きです)

(野生オーツヘイに興奮気味のモルモットたちの動画)


採ってきた野生オーツヘイをプクとモリは茎まで完全に食べ切り、もっと欲しがりました。


というわけで、

プク&モリ的野生オーツヘイ評価
★★★★★(5点満点)


そこらへんに、いっぱいあるから、また採ってきてあげるね^^。
すごく欲しがるので、代わりにネズミホソムギをあげました(ネズミホソムギの記事はこちら)

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