メヒシバ
今週は紹介したい野草がたくさんあるので、野草ばかりの記事になりそうな予感がします。
野草記事ばかりだと、「ふんふん、そんな草があるのねぇ」くらいな感じでしょうし、スルーしちゃってくださいね^^;。
夏も終わりになってくると、モルモットが大好きなイネ科野草が元気を取り戻して繁茂している姿をよくみます。
今日は、今の時期、どこででも見かける気がするメヒシバを紹介します。
(メヒシバの群落:赤矢印はメヒシバの穂。周りの青々とした葉はメヒシバの葉)
- 和名 メヒシバ
- 学名 Digitaria adscendens(イネ科メヒシバ属)
- 開花時期 8-9月
- 自生場所 全国の畑地、道端、庭など
- 丈 40-80cm
- 類似種 アキメヒシバ(Digitaria violascens)
- メモ
メヒシバには、以下のような近縁種があります。
背丈 | 葉鞘の毛 | 小穂 | |
---|---|---|---|
メヒシバ(Digitaria adscendens) | 40-80cm(基部倒伏) | 長毛 | 披針形 |
アキメヒシバ(Digitaria violascens) | 30-80cm(基部斜上) | 無毛 | 卵状楕円形 |
コメヒシバ(Digitaria timorensis) | 20-30cm(基部ほふく) | 無毛 | 披針形 |
ふつうイネ科植物は、葉の根元のほうが茎に巻き付いていて、その部分のことを葉鞘とよぶのですが、今回観察した植物の葉鞘には白くて長い毛が生えていました。毛が生えているのは「メヒシバ」のみのようです。
また、小穂(穂のつぶつぶ)の形は、楕円形ではなく披針形です。
これらのことから、今回見つけた植物はメヒシバで間違いないでしょう。
プクが全部食べちゃったよ(汗)。 モリがボケっとしてる間に・・・。
本日はプク&モリ評価ではなくなってしまいました(モリが寝ていたため)。
メヒシバのプク評価 ★★★★★(5点)
穂までおいしそうに食べていました。
食べるスピードや欲しがり度からして、相当美味しいようでした。