ムラサキオオエノコロ
形はネコジャラシ(エノコログサ)に似ているけど、手に取ると、あまりに大きいので、ネコジャラシじゃないと思ってしまった植物、それは、オオエノコロという種でした^^。
オオエノコロの中で、穂の色が紫色を帯びる品種のことをムラサキオオエノコロと言います。
オオエノコロは群生しないとされているが、まさにそのとおり、このムラサキオオエノコロも他のイネ科植物に混じって1本だけ、にょきっと立っています。
- 和名 ムラサキオオエノコロ(オオエノコロの品種)
- 学名 Setaria x pycnocoma forma purpurascens(イネ科エノコログサ属)
- 開花時期 7-11月
- 自生場所 全国の畑地、道端、庭など
- 丈 100-200cm
- 類似種 エノコログサなど
- メモ オオエノコロは、エノコログサとアワとの雑種であると言われている
穂のアップ:芒[のぎ]の色は紫。エノコログサなどとは異なり、小穂は枝分かれする。
アキノエノコログサと大きさを比較。オオエノコロがいかに大きいかがわかります。オオエノコロは穂の先がとがっているのも特徴的。
オオエノコロは、エノコログサと雑穀アワとの雑種であると言われています。
さすが、雑種強勢!?、立派な感じがあります!
雑種強勢
英訳・(英)同義/類義語:heterosis純系個体よりも雑種個体の方が生存に有利になる現象。劣勢の有害遺伝子がヘテロになることで表現型として現れないことが原因。(リンク)
では、恒例になってきました。試食タイムです。
葉と茎はすごい勢いで食べ終わり、残った穂をモリが食べます。
穂を食べると、まるでモリの口から狐のしっぽが生えているようです(笑)
ムササキオオエノコロの
プク&モリ評価 ★★★★☆(4点)
葉と茎はとても好きそうでしたが、穂がイマイチみたいだったので1点減点しました。