コスズメガヤ

JAの野菜直売所の付近で、コスズメガヤに遭遇しました。
スズメガヤの穂には小さい俵のような小穂がたくさんついているため、とにかくピントが合わせずらい・・・。




(1本全体を撮影。丈は40cmほどです。)



(穂のアップ)

  • 和名     コスズメガヤ(別名リトル・ラブグラス:little lovegrass)
  • 学名     Eragrostis minor(イネ科スズメガヤ属)
  • 開花時期   7-9月
  • 自生場所   全国の畑地、道端、庭など
  • 丈      10−40cm
  • 類似種    下の表にまとめました
  • メモ     

スズメガヤ属には、近縁種がたくさんあって、複雑なので、種ごとの特徴を今後のために表にしました。

生育型と種名 花序分岐点の長毛 葉鞘口部の長毛 小穂柄の環状腺 小穂の長さ・色 小穂の小花数 生える場所 特徴 リンク
スズメガ × 5〜15mm、淡緑色時に一部紫色 20〜30 路傍など 1年草、帰化植物カメムシのような悪臭
スズメガ × 3〜8mm、淡緑色から淡褐色 4〜12 路傍など 1年草、帰化植物
コゴメカゼクサ × × × 1.3〜2.2mm 3〜7(〜9) 湿地 1年草
ニワホコリ × × × 2〜3.5mm 4〜8 路傍など 1年草 写真
オオニワホコリ × 3〜5mm,灰緑色で一部紫紅色 5〜10 路傍など 1年草
カゼクサ × 6〜10mm,灰緑色で一部紫紅色 5〜10 路傍など 多年草
シナダレスズメガ × 6〜12mm,灰緑色時に紫色 7〜11 路傍など 多年草帰化植物 写真

では、プク&モリさんに試食してもらいましょう。
葉と茎は、とても大好きですが、穂はどうかな。


(モリ)



(プク)


結局、穂は少し食べて、後は残しました。

スズメガヤの
プク&モリ評価 ★★★☆☆(3点)

穂はあまり好きではなかったようなので、1点減点。さらに、モルが大好きな葉が小さいのでさらに1点引いてみました。


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コメヒシバ

ここのところ、「●●シバ」という名前の植物のことばかり書いている気がします。
しかし、今日でネタは尽きました。もう、しばらくは「〜シバ」は出てこないと思います。

たぶん・・・。




コメヒシバは根が地面を這うようにへばりついて伸びていくタイプの雑草です。
庭などの雑草とりでなかなか厄介なやつです。

  • 和名     コメヒシバ
  • 学名     Digitaria timorensis(イネ科メヒシバ属)
  • 開花時期   8-9月
  • 自生場所   本州以南の道端や空地など
  • 丈      20-30cm
  • 類似種    メヒシバ、アキメヒシバ
  • メモ     日光の弱いところに生育、群生する。

コメヒシバの群生。抜くのはかなり厄介そうです。


(穂の部分は赤い矢印)






(穂は、茎の1点からのみ放射状に出ます。メヒシバやオヒシバはいろんな所から穂が出ます)






(開花中の穂からは葯や柱頭が出ています)


コメヒシバの葉は固く、あまり美味しそうでないし、さらに地面に這っている植物なため、土が多く付いてきそうで、モルモット用には採ってきませんでした。

というわけで、今回は試食はなしです。


プク&モリ評価
なし

コメヒシバの
sayuriの見た目評価
★☆☆☆☆(1点)

理由:葉が固くて、口に刺さりそうだから・・・。
かなり、独断と偏見に満ちた評価です。本当はモルモットは大好きかもしれません。


試された方がいらっしゃたら是非教えてください。


今日は、植物ブログになってしまいました^^;。



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メヒシバ

今週は紹介したい野草がたくさんあるので、野草ばかりの記事になりそうな予感がします。
野草記事ばかりだと、「ふんふん、そんな草があるのねぇ」くらいな感じでしょうし、スルーしちゃってくださいね^^;。



夏も終わりになってくると、モルモットが大好きなイネ科野草が元気を取り戻して繁茂している姿をよくみます。



今日は、今の時期、どこででも見かける気がするメヒシバを紹介します。



(メヒシバの群落:赤矢印はメヒシバの穂。周りの青々とした葉はメヒシバの葉


  • 和名     メヒシバ
  • 学名     Digitaria adscendens(イネ科メヒシバ属)
  • 開花時期   8-9月
  • 自生場所   全国の畑地、道端、庭など
  • 丈      40-80cm
  • 類似種    アキメヒシバ(Digitaria violascens
  • メモ   

メヒシバには、以下のような近縁種があります。

背丈 葉鞘の毛 小穂
メヒシバ(Digitaria adscendens 40-80cm(基部倒伏) 長毛 披針形
アキメヒシバ(Digitaria violascens 30-80cm(基部斜上) 無毛 卵状楕円形
コメヒシバ(Digitaria timorensis 20-30cm(基部ほふく) 無毛 披針形

ふつうイネ科植物は、葉の根元のほうが茎に巻き付いていて、その部分のことを葉鞘とよぶのですが、今回観察した植物の葉鞘には白くて長い毛が生えていました。毛が生えているのは「メヒシバ」のみのようです。




また、小穂(穂のつぶつぶ)の形は、楕円形ではなく披針形です。



これらのことから、今回見つけた植物はメヒシバで間違いないでしょう。






プクとモリに試食してもらいました。メヒシバをどうぞ!



おっと、プクがキャッチしました。モリ!寝てるの?



もしかして、プク、全部食べるつもり?



プクが全部食べちゃったよ(汗)。 モリがボケっとしてる間に・・・。



本日はプク&モリ評価ではなくなってしまいました(モリが寝ていたため)。

メヒシバのプク評価 ★★★★★(5点)


穂までおいしそうに食べていました。
食べるスピードや欲しがり度からして、相当美味しいようでした。


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オヒシバ

今日は、オヒシバを紹介します。今の時期、うちの近所ではワラワラと生えています。


オヒシバは、穂が放射状に力強く出ているのでわかりやすいかと思います。茎が地面を這うように広がってくので、非常に強く、厄介な雑草として有名です。

  • 和名     オヒシバ
  • 学名     Eleusine indica(イネ科オヒシバ属)
  • 開花時期   8-9月
  • 自生場所   本州以南の畑地、道端、庭など
  • 丈      30-80cm
  • 近縁種    シコクビエ(Eleusine coracana
  • メモ    シコクビエはオヒシバが栽培化されたものであると考えられていたが、近年それが誤りであることがわかった。

全体写真。背丈は40cmぐらい。


穂は放射状に出ている。何本でているかは、まちまちで、1本のものから10本以上のものまであるそうです。


穂のアップ。





ではでは、


プクとモリの試食タイムです。




すごい、食いつきです!




一気に茎まで食べつきしました。


オヒシバの
プク&モリ評価 ★★★★★(5点満点)




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コツブキンエノコロ

今夜は私の住んでいるところでは、すごい雷雨で、計5回も停電になりました。
今年、最多記録です^^;。



雷がゴロゴロいうたびに、うちの2匹は小さな声で、「グルグル」と抗議しておりました。でも、雷が近くに落ちたときは、無言・・・。本当に怖い時は、誰しも無言になるものなのかしら。




最近、エノコロ系の植物ばっかり紹介している気がします。本当に種類が多くて奥が深い毛虫状草だということが分かりました。

家の近所を散歩中、エノコログサっぽい雰囲気をもっていて、穂がエノコログサやアキノエノコログサに比べて細いものを見つけました。穂の色が紫っぽいような茶色っぽいような感じで、少し穂先が垂れているものもありました。




(群生写真)




穂をよく見ると、紫っぽく見えるのは、穂自体の色ではなく、芒の色が紫っぽいからであることがわかります。芒の色は、根元のほうは緑で、途中から紫っぽくなっています。







エノコロの仲間は、下の表のような葉の特徴があります。

葉の特徴
キンエノコロとコツブキンエノコロ 葉の表面はざらっとしているのだが、葉の裏面はつるっと滑らか
アキノエノコログサ 葉の表面に細かい毛が密生しているので触るとふわっとしている
エノコログサ 葉の両面に毛はなく、つるっとしていて薄い


今回見つけたエノコロは、葉の表面はざらっとしていますが、葉の裏面はつるっと滑らかです。
このことから、この植物は、キンエノコロかコツブキンエノコロのどちらかだろうと予想をつけました。





コツブキンエノコロとキンエノコロを区別するには、小穂を見れば分かるようです。

芒の色 小穂[穂の中のつぶつぶ]の長さ 穂の幅(芒以外)
コツブキンエノコロ 淡黄褐色〜黄金色〜紫褐色 2.2〜2.8mm 5-6mm
キンエノコロ 黄金色 3〜3.5mm 7-9mm


芒の色は黄金色というより、褐色っぽい。しかも、小穂の長さを測ってみると、2.5〜2.8mmだったので、これはコツブキンエノコロのようです。


  • 和名     コツブキンエノコロ
  • 学名     Setaria pallide-fusca(イネ科エノコログサ属)
  • 開花時期   8-10月
  • 自生場所   全国の畑地、道端、庭など
  • 丈      30-60cm
  • 近縁種    キンエノコロ(span style="font-style:italic;">Setaria glauca)
  • メモ   


コツブキンエノコロは、キンエノコロと近縁であるが、種内変異ではなく、一応別種の扱いになっているようです。
キンエノコロに比べて穂の粒[つぶ]が小さいという意味から、「コツブキンエノコロ」とよばれるようになったのだと思われる。




(全体の感じ;丈は60cmくらい)






(穂のアップ:開花中だったので、穂から葯や柱頭が飛び出しています)






近い場所にエノコログサも生えていました。左がコツブキンエノコロ、 右がエノコログサです。


プクとモリに味見してもらいましたが、写真は撮り忘れ・・・・。
エノコロ系の葉はどれも好評ですが、穂はすべて不人気です。

コツブキンエオノコロの
プク&モリ評価 ★★★★☆(4点)



関係ないですが、今日はモリの目が大きく見える写真が撮れたのでアップしちゃいます。

普段のモリは、目をぱっちり開かない時が多いので(やる気がないのか!?)、こういう写真が撮れるのは珍しいんです。





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ムラサキオオエノコロ

形はネコジャラシエノコログサ)に似ているけど、手に取ると、あまりに大きいので、ネコジャラシじゃないと思ってしまった植物、それは、オオエノコロという種でした^^。
オオエノコロの中で、穂の色が紫色を帯びる品種のことをムラサキオオエノコロと言います。



オオエノコロは群生しないとされているが、まさにそのとおり、このムラサキオオエノコロも他のイネ科植物に混じって1本だけ、にょきっと立っています。




  • 和名     ムラサキオオエノコロ(オオエノコロの品種)
  • 学名     Setaria x pycnocoma forma purpurascens(イネ科エノコログサ属)
  • 開花時期   7-11月
  • 自生場所   全国の畑地、道端、庭など
  • 丈      100-200cm
  • 類似種    エノコログサなど
  • メモ     オオエノコロは、エノコログサとアワとの雑種であると言われている


穂のアップ:芒[のぎ]の色は紫。エノコログサなどとは異なり、小穂は枝分かれする。




アキノエノコログサと大きさを比較。オオエノコロがいかに大きいかがわかります。オオエノコロは穂の先がとがっているのも特徴的。



オオエノコロは、エノコログサと雑穀アワとの雑種であると言われています。
さすが、雑種強勢!?、立派な感じがあります!

雑種強勢
英訳・(英)同義/類義語:heterosis

純系個体よりも雑種個体の方が生存に有利になる現象。劣勢の有害遺伝子がヘテロになることで表現型として現れないことが原因。(リンク)

モルモットと大きさを比較。迷惑顔の2匹。




では、恒例になってきました。試食タイムです。



葉と茎はすごい勢いで食べ終わり、残った穂をモリが食べます。


穂を食べると、まるでモリの口から狐のしっぽが生えているようです(笑)





穂はあまり美味しくないのか、残していました。


ムササキオオエノコロの
プク&モリ評価 ★★★★☆(4点)

葉と茎はとても好きそうでしたが、穂がイマイチみたいだったので1点減点しました。

エノコログサ

前回、「アキノエノコログサ」を紹介しましたが、今回は、ねこじゃらしの本家本元、「エノコログサ」を紹介します。
今の季節、うちの近所ではよく見かけます。



うちの近所の空地で見られたエノコログサの群落。遠くから見ると、小さく、かわいらしいです(丈は20cmぐらいのミニサイズ)。



この写真の穂の長さは、5cmぐらい。丸みがあって、フンワリしてみえます。


エノコロの特徴はこんな感じです
●葉=薄くて、柔らかい。表面にうぶ毛なし(アキノエノコロはうぶ毛あり)。葉の両端が紫っぽくなることがある(アキノエノコロは緑)。
●穂=丸くて短い。垂れ下がらない(アキノエノコロは穂が長く、垂れ下がる)。



  • 和名     エノコログサ
  • 学名     Setaria viridis(イネ科エノコログサ属)
  • 開花時期   7-10月
  • 自生場所   全国の畑地、道端、庭など
  • 丈      20-70cm
  • 類似種    アキノエノコログサSetaria faberi
  • メモ     穂が犬のしっぽに似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサになったといわれている。

エノコログサには種内変異が多く、同じエノコログサには以下のようなものが含まれているそうです。

  • ムラサキエノコロ (forma purpurascens)・・・穂が紫がかるタイプ(品種)。特に穂の剛毛が紫に染まる。
  • ハマエノコロ(var. pachystachys)・・・海岸の岩場などに生える型(変種)。背が低く、茎や葉が短く硬い。穂が短くほとんど楕円形で、小穂が密で毛が長い。

プク&モリの味見写真は撮り忘れました・・・。
でも、食いつきはこんな感じで、すごく好きそうでした。


エノコロの
プク&モリ評価 ★★★★☆(4点)

アキノエノコロと同様、穂はあまり好きではないようでしたので、一点減点しました。



エノコロはアキノエノコロよりも小さいので、モルモットが好きな葉の面積が少ないです。たくさん、一気に採集したいときは、大きくていっぱい葉が採れるアキノエノコロの方が楽だなぁと思いました。

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